この記事は、『CF-SX3』の
・記憶媒体がHDDであり、
・『Windows8』ダウングレード権からの
『Windows7 32bit』がインストールされていて、
・SSD換装を考えている。
方に対する記事です。
私は何も考えずWindows7 32bitのままSSD換装し、後で64bit環境に変更しようとして大変でした。
Windows7のサポートが終了する事で、パソコンの買い替えを促す宣伝が多いように思います。(サポート終了は2020年1月14日です。)
しかし、CF-SX3はお使いのまま、SSD換装し『Windows10 64bit』にしてしまうのが最も良い選択肢かもしれません。
『CF-SX3』はSSDに換装してやればまだまだ現役で使えます。
参考までに、私の『CF-SX3』Windows10 64bitの起動はパスワード入力画面まで10秒かからない位です。
※シャットダウンからの起動です。
『CF-SX3』の速度が遅いのは、『HDD』を使っていたからであって、『古い』からではなかったようです。
また、SSD換装、Windows10 64bitにアップグレードするにあたり、必要になったもの、買い換えたものは以下のものです。
[box05 title=”SSD換装に必要なもの”]
・換装するSSD ¥10,778
『Crucial CT500MX500SSD1/JP』
・ノートパソコンと換装するSSDを繋ぐケーブル ¥950
『UNITCOM UNI-AD-SATA25U2/N』
・工具(精密ドライバー プラスの0番のみでも良いです) ¥1,980
『アイネックス 特殊精密工具 32点セット TL-015』
※私が実際に購入したものと、当時の金額です。
購入は、2018年10月28日『パソコン工房』実店舗にて
意外にもインターネット通販との金額差はほとんどありません。
購入後のサポートや送料を考えると、実店舗での購入が良いでしょう。
[/box05]
また、64bit化にあたり、新たにメモリを4GB増設しました。
エクセルなどの事務作業のみの使い方なら増設しなくても大丈夫です。
[box05 title=”64bit OSにする時買い足したもの”]
・メモリ DDR3L-1600 SDRAM(S.O.DIMM) ¥3,421
PC3-12800(DDR3L-1600) 4GB×1枚 (無期限保証)
[/box05]
メモリに関しての詳しい事はコチラをどうぞ。
SSD換装にまつわるトラブル『ブルースクリーン』
HDDからSSDに換装する時に一番困るのが、ブルースクリーンになってどうしようもなくなる事です。
この原因は、該当する『Intel RST』がインストールされていない事が原因です。
『SSD』本体が原因ではありません。
『Intel RST』って何?って方はコチラをご覧ください。
Windows7 32bitのままSSD換装をお考えの方は、コチラをご覧ください。
将来的にWindows7 64bitにしようかと思っている方は先にコチラをご覧ください。
オススメの流れ。まずはHDDのままWindows7 32bit→64bitへ。
本来ならWindows7 64bitリカバリディスクを作成してリカバリしたいのですが、私のパソコンではリカバリディスク作成の選択画面にWindows7 64bitの選択肢はありませんでした。
あったのは、『Windows7 32bit+Windows8 64bit』の組み合わせのみ。
ですので、HDDリカバリ領域のデータを使って64bit化させます。
まだリカバリディスクを作っていない方はコチラをご覧ください。
次にWindows7 64bitのインストール方法はコチラをご覧ください。
BIOS画面から行います。 CF-SX3は、HDD上のデータを使ってWindows7 64bitをインストールします。 Windows7 64bitインストール後に、リカバリディスクを作成する事ができます。データは消えるの...
64bitインストール後⇒ソフトダウンロード&インストール⇒SSD換装します。
Windows7 64bitの状態でSSD換装する為にダウンロード&インストールが必要なソフトを列挙します。
この順番でダウンロード&インストールが一番効率がよかったです。※全て無料です。
・『Microsoft .NET Framework 4.6.1』
次工程の『Intel RST』ドライバのインストールに必要です。
・『Intel RST Ver.14.8.16.1063』
SSD換装後、ブルースクリーンにならない為に必要です。
ダウンロードファイルは『setuprst.exe』
・『EaseUS Todo Backup Free』ダウンロード&インストール
HDDの中身をSSDにクローン化させるソフトです。
・『MiniTool Partition Wizard』ダウンロード&インストール
クローン後のSSDのパーティションを変更(拡大)させるソフトです。
次に『Windows8 64bit』リカバリディスクを使い、Windows8 64bitにします。
この工程は、DVDブートから行います。詳しくはコチラをどうぞ。
DVDブートで行います。 CF-SX3をWindows8にアップグレードする為には、まずリカバリディスクの作成が必要です。 リカバリディスクの作成についてはコチラをどうぞ。 https://my-p.net/cf-sx3-r...
『Windows8 64bit』にリカバリする場合は、SSDのままでもブルースクリーンになる事はありませんでした。
つまり『Intel RST』ドライバは必要ありませんでした。
Windows8 64bitインストール後はひたすらアップデート。
これに非常に時間がかかります。1日作業です。HDDならさらに時間がかかると思います。
ただ、SSD換装しWindows8 64bitにリカバリ出来たのなら、後は特別な作業はなく、延々アップデートしていくのみになります。
流れだけ書いておきます。
・Windows8 64bitセキュリティアップデート類ダウンロード&インストール
数としては100を超えるセキュリティアップデートがあります。
・Windows8.1 64bitダウンロード&インストール
・Windows8.1 64bitセキュリティアップデート類ダウンロード&インストール
こちらも100を超えるセキュリティアップデートがあります。
・Windows10 64bitインストーラ作成
USBメモリでのインストールもありましたが、isoファイルを作り、DVDを作りました。
・Windows10 64bitをDVDブートでインストール
・Windows10 64bitセキュリティアップデート類ダウンロード&インストール
完了です。
これで、また数年間は現役で『CF-SX3』を使っていただけると思います。
コメント