お子さんが『割り算が分からない!』と言って、
・泣きじゃくって
・全くいう事を聞いてくれなくて
・困っている時に
試してみてください。
算数の苦手な息子はこれで、35人クラスの中で100点を取った3人の中に入ってとても喜んでいました。(宿題のプリントですけどね!)
九九が暗記できているなら割り算は簡単です。
まず、2年生で習う九九を覚えているかどうかがポイントになります。
九九を理解してなくていいです。九九を暗唱できればオッケー!
筆算はまだ習っていないので話題に出しませんでした。
具体的な教え方。
まずは、問題を確認します。最初の問題は簡単なので大体
12÷4
のような感じだと思います。
息子はこの時点で、すでに分からんの連発でグズグズでした。
この様に聞いてみました。
12は、4のいくつ分?
もしくは、
4がいくつあったら12になる?
でも良いです。子供に考えてもらいましょう。
ここで、
3つ分?
と答えがでれば、そこで、
正解!じゃあ、12÷4の答えは3です。
と言ってあげて、3を記入してもらいます。
まずはこれを繰り返していきます。
数が大きくなってくると聞き方を変えました。
最初は簡単な問題だから
『12は4のいくつ分?』で良かったのですが、例えば
56÷7=
だった場合。
『56は7のいくつ分?』と聞いたところで、
『分からーーーーん!!!』とグズります。
なので、
子供に7の段を暗唱してもらいます。
7の段言うていってみてくれる?56になったところが答えだよ。
と伝えました。と言う事で子供に聞いていきます。
この時、子供は涙を流しながらやや怒りながらも答えてくれました。
一部始終をご覧ください。
しちいちが?
(7×1=)
しち。
(7)
しちに?
(7×2=)
じゅうし。
(14)
しちさん?
(7×3=)
にじゅういち!
(21)
(↑もうイライラ)
しちし?
(7×4=)
ん〜、、
にじゅうし!!。
(24?)
ん?違うくない?もう一回。しちし?
(7×4=)
え〜っと、、
!
にじゅうはち。
(28)
オッケー。しちしにじゅうはちね。
(7×4=28)
しちご?
(7×5=)
さんじゅうご。
(35)
しちろく?
(7×6=)
しじゅうはち。
(48?)
しちろくしじゅうはち?多くない?
もう一回。
しちろく?
(7×6=)
しじゅうに?
(42)
そう。しちろくしじゅうに。
(7×6=42)
もう少しで終わるよ。
しちしち?
(7×7=)
しじゅうく。
(49)
しちは?
(7×8=)
ごじゅうろく。
(56)
正解!しちはごじゅうろくだから、
56÷7の答えは8です!
といって8を書かせます。
と言う事で、
だいたい、答えが5より少ない場合は、
『12は4のいくつ分?』な感じで聞いてみて、
答えに詰まりそうなら、
後に書いてある数(72÷9=なら9の段)の九九を言ってもらう方法で割り算を解いていきます。
ただこれだけで、数をこなしていくうちに本人も、難しくない事を肌で感じて自信に繋がった様です。
という一つの例をお伝えしました。
とにかく分からなければ、
後の数(72÷9=なら9の段)の九九を呟いて言って、
その答えが最初の数(72÷9=なら72)になったら、その数(ここでは8)が答えやで!
と伝えました。
参考になれば幸いです。
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