ここでは、地域おこし協力隊である私から見た、「地域おこし協力隊」とは?をお届けできればと思います。
一応注意事項として…
できる限り正しい情報を心掛けますが、事実と異なる場合はコメントをくださると嬉しいです。訂正いたします。※記事は令和4年10月12日現在の情報を元に書いています。
「地域おこし協力隊」とは?
そういう制度の名前があります。
ちなみに総務省の制度です。
これには任期があります。概ね1年以上、3年未満です。
ざっくり言うと、
住民票を異動し、
「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。
ガチなやつは…
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年未満です。
引用元 総務省HPより。
ポイントは3つあります。
「雇用契約」・「ミッション」・「副業」です。
- 雇用契約のあるなし。
- ミッションのあるなし。
- 副業のアリナシ。
雇用契約「あり」「なし」について。
あり⇒地方公務員として雇用契約を結びます。
なし⇒個人事業主として業務委託契約を結びます。
どちらかは自治体での活用方法によって異なります。
同じ自治体であっても「課」によって異なる場合もあります。
つまり、両方運用している自治体もあります。
ミッション「あり」「なし」について。
あり⇒あらかじめ定められた業務内容があります。業務内容は自治体によって変わります。
なし⇒フリーミッション型と言われています。
委託を受けた自治体に対して、「これは地域協力活動だ。」と説明でき、「確かにそうだね。」と納得してもらえる活動の中で、自由な活動ができます。
ちなみに、雇用契約のあるフリーミッション型もあれば、
雇用契約のないミッション型もあります。
副業「アリ」「ナシ」について。
アリ⇒でも届出は必要です。黙ってはできません。匿名(ペンネーム的な)で活動していても伝えないといけません。
ナシ⇒契約上そう決まっているので、嫌ならアリの自治体へ。
私は、雇用契約あり。ミッションあり。副業あり。の協力隊員です。
というわけで、私は地方公務員にあたります。(任期は1年単位で更新の最長3年です。)
ミッションは移住定住のサポートがメインです。空き家バンクの運営も行います。
副業はこの「マナベユウジプロダクツ」で届出済みです。(このWebサイトの運営による収益も含みます。)
自身の就業の形についてもう少し詳しく
ご自身の活動内容と照らし合わせてみたい方用に置いておきます。
私の自治体の地域おこし協力隊の就業時間や規則的なやつ
- 就業時間は、月曜~金曜の9時~16時。
- 土日祝日は休み。
- 移住フェア等で土日に出張あり。
その場合は、振替休日や残業として対応。 - 有給あり。ただし、有給取得日に収益を伴う活動はNG。
つまり、就業時間中に副業して稼いでるのと同じになるので。有給(給料がある休み)だから。 - 副業は、有給を除く時間、曜日に行う。
つまり、月~金の9:00~16:00以外に副業がOK。 - 事業承継活動は、副業時間にのみ行う事ができる。
なぜなら、事業承継活動は私の協力隊活動のミッションではないから。
以上です!
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