マナベユウジプロダクツ代表 ゆうじです。
突然ですが、家族がある男性に質問です。
皆さんのお小遣いは、月にいくらくらいですか?
だいたい、2、3万円が相場ではないでしょうか?
もしかしたら、そのお小遣いももらえない場合がありますよね…。
場合によっては、ボーナス時のお小遣いさえももらえないという話も。
副業って、そんな時に思いつく、ちょっとしたお小遣い稼ぎのイメージがありませんか?
いわゆる【かけもち】です。
ある人は本業が終わった後に。
またある人は本業が始まる前に。
ただ、今では、そんな副業のイメージが変わってきています。
ある人は好きを収入に変える為、
ある人は独立の準備の為、
またある人は本業のスキルアップの為。
しかも前述の【かけもち】ではない方法で。
政府の副業解禁も後押しとなり、今後ますます副業に対する需要が増えていくでしょう。
ここでは、2018年は副業元年と言われている理由についてお伝えしていきます。
日本的経営の特徴である制度が崩壊した
そもそも副業なんてしなくても良い社会の方が求められているはずですよね。
それなのに政府は副業解禁としました。
ちなみに政府副業解禁の根拠は、こちら。出典:厚生労働省ホームページ
2018年1月に厚生労働省は、モデル就業規則を改定し、
この『許可なく他の会社等の業務に従事しない事』という文言を削除し、
代わりに『勤務時間外において、他の会社等の業務に従事する事ができる』とし、
政府は副業を原則禁止から原則オッケーに改定したのです。
モデル就業規則とは、厚生労働省が事業者向けに作成した、就業規則を作る際に参考にする資料です。副業については14章にかかれてあります。
政府が副業解禁にした理由、それはつまり
もう、一つの会社だけでは従業員を一生面倒見ていくだけの力がないのです。
なぜなら、2018年は戦後最大のGDPと言われているにも関わらず、従業員の給料が上がっていないからです。
本来GDPが上がれば、従業員のお給料に反映されるべきなのですが、今では、その利益を会社が蓄えています。
会社が倒産してしまえば給料が上がらないと言ってる場合ではありませんから。
政府が言いたい事は、「従業員を一生面倒見られるだけの給料を、会社が払えないのなら、せめて副業は認めてあげてよ。」という事です。
年金の受給開始年齢は65歳からまだ上がる!?
日本的経営の特徴的な制度というのは、
・終身雇用(労働組合)
・年功序列
・定年
・年金
の制度です。
誰もが一度は耳にする単語ですが、これらの制度の崩壊によって政府は副業解禁に踏み切りました。
それぞれの制度が崩壊したことで気になるのは、定年、年金です。
今はまだ定年制度は残っていますが、60歳定年で65歳まで再雇用な会社がほとんど。
これには年金の受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられた事が大きな要因ですが、定年も年金も段階的に引き上げられ、最終的には定年もなくなり、年金も無くなるのではないかとまで言われています。
年金がなくなるとしたら、ずっと働かなければいけません。
人生100年時代と言われていますが、65歳定年として、そこからさらに35年間働けるのでしょうか?
働ける内容は非常に限られるでしょう。
それに現役時代に比べ、明らかに体力は落ちています。
会社に勤めて安定した給料をいただきたいところが、体調が安定しない状況では収入は期待できません。
繰り返しますが、政府が副業解禁に踏み出した本当の理由は、「このままだと年金が払えそうにないので今のうちに副業して年金分のお金を稼いでおいてね。」なのです。
自分の将来は誰も保障してくれない
日本的経営の特徴的な制度はすでに崩壊しているにも関わらず、多くの方が今のままの生き方を選択しています。
その生活が危険だというつもりは全くありません。誰もが今を生きるのに必死です。私もそうでした。
でも、今私はみなさんにこの事実を知ってほしいのです。みなさんに直接関係ある事なのに、知らない方が圧倒的に多いです。
知った上でどう行動するのかだと思うのです。
本当に年金は無くなるのか分かりませんし、定年もこの先どうなるか分かりません。
ただ、備えておくに越した事はないでしょう。
今の時代、貯金はリスクと考えるべき
備える=貯金。
これは間違い無いと思います。ただ、貯金してお金を寝かせていてもそのお金は増えていくどころか減っています。
その理由をこちらの記事に書いてありますので、よかったらご覧ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、今回の話をラジオでも放送します。
10月3日水曜日22時より、FM高松81.5【マナベユウジのホワイトボード!】にて。
10月4日追記 放送終了しました。ありがとうございました。
※来月より放送は毎月第二水曜日に変更になります。時間の変更はありません。
月初は経理業務が前月の締めで忙しく、中旬ならラジオが聴けたという応援してくださる方のご要望にお応えしました。